たたかいのうたー素晴らしき恩寵

外部で起きる闘いは、すべて

内部で起きている闘いの投影だと 思っていた

私が 「私」と闘っているのだと 思っていた

 

しかし

私は 誰とも闘っていなかった

私は 何とも闘ってなどいなかった

 

闘いなんて、どこにもなかった

驚いたことに

「たたかい」は、素晴らしき恩寵だった