手作りが好きで
料理、裁縫をはじめ
生活の中に、いろんな小さな手作りを取り入れています。
とは言っても、本当に「小さな」手作りばかりです。
お店で買えばもっと安くすむかもしれません。
でも、実をいうと
どこにも売っていないものだから手作りしているんです。
摘みたてのハーブでお茶するとか
(ドライハーブならお店で買えますけど)
椅子のカバーとクッションを、お気に入りの生地でお揃いにするとか
自分の体に合わせて下着を縫うとか
(購入したものを補正することが多いです)
食べたい味付けで、食べたい量だけ調理するとか
(外食や出来合いのお惣菜ではそうはいきません)
主婦なら当たり前に毎日やっていること、と一見思われがちですが
案外そうでもありません。
過去の経験から言うと、時間に追われる毎日に、そんな余裕は生まれません。
もっと言うと、
時間と離れなければ気持ちの余裕は生まれないと思うのです。
時間を追いかけるにしても、時間に追われるにしても
忙しく働いていても、特に何もしないでのんびりしていても
時間から離れない限り、物との対話は生まれませんし
逆に言えば、時間から離れるためにこそ
私は手作りをするのです。
ここに文字化してすべてを書くことはできませんが
一つ一つの、生活の中の行いは
本当に奥深いものです。
それは、きっと誰にとっても、です。
そんな手作りに関するお話を
エッセイの中でも書いていきます。