外部で起きる闘いは、すべて
内部で起きている闘いの投影だと 思っていた
私が 「私」と闘っているのだと 思っていた
しかし
私は 誰とも闘っていなかった
私は 何とも闘ってなどいなかった
闘いなんて、どこにもなかった
驚いたことに
「たたかい」は、素晴らしき恩寵だった
飛ぶ鳥 月 草原 槙の梢 鈴が目印